中高年は何歳から何歳まで?転職市場と一般社会とでずれる感覚

中高年は何歳から何歳?転職市場と一般社会とでずれる感覚

50代。

若いとは思っていないが、少なくとも「中高年」の仲間だと思っていた。なので、このブログでもしょっちゅう「50代中高年」という言葉を使っている。

けれど、転職活動を行っているうちにふと

中高年って、何歳から何歳までなのだろう?

という疑問が頭の中をよぎった。

「中高年歓迎」と書かれている求人に応募しても、50代となるとあまりいい顔をされないことが相次いだからだ。

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中高年って何歳から何歳まで?

一般的な中高年の定義

中高年は何歳から何歳まで、といったはっきりとした定義があれば話は早いのだが、そういったものはどうやら存在しないようだ。

NHK放送文化研究所のサイトにそのものずばりの記事があった。

「中年」は何歳から何歳まで?|NHK放送文化研究所

web上で行った「『中年』という言い方は、何歳ぐらいからの人を指すと思いますか」のアンケート結果が公表されているのだが、これによると

「中年」は40.0歳から55.6歳まで

との平均値が出たとなっている。

大切なのでくりかえす。

40.0歳から55.6歳だ。

しかもこれは「中年」でのアンケート結果。となれば「中高年」というくくりになった時には、われら50代は堂々とその仲間入りを果たしていることになる。

バンザイ……、と言いたいところだが、転職市場に限っては、どうやらこの定義が当てはまらないようなのだ。

転職市場での「中高年」

求人案件に「中高年歓迎」の言葉があるのをよくみかける。

これだけあるのなら、50代でも何とかなるだろうと転職活動を始めた当初は思っていた。けれど時間がたつうちに

ん、何か違うぞ。

と気付き始める。

一般的常識で考えれば、50代は中高年のはずなのに、求人案件の中高年はどうやら35歳から40代半ば、ギリギリで49歳くらいまでをさしているようなのだ。

だったら、50代はなんなのさ?

と言いたくもなるのだが、なんと「シニア」に区分されることが多いという衝撃の事実。

シ、シニア?

いくら何でもそれは違うだろうと思うのだが、というか思いたいのだが、確かに転職市場でいうところの「中高年」には50代は微妙に含まれていないような感触があるので、その上となると「シニア」になるのかもしれない。

高年齢者雇用安定法の「中高年齢者」

「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律(高年齢者雇用安定法)」によると

中高年齢者は45歳以上65歳未満

となっている。

中高年齢者の中でもとくに、55歳以上65歳未満の人は高年齢者として区別されている。

おぉ、やっぱり50代は中高年じゃないか!

と思いたいところなのだが、よく見て欲しい。「中高年」じゃなくて「中高年齢者」となっているのだ。

45歳以上65歳未満を中高年齢者とするのは、世間一般の感覚にとても近く、

そうそう、これだよね。

と大きくうなづきたいところなのだが、だからと言って転職市場の「中高年」がこの年齢にリンクするわけではないのが悲しいところ。

かくして、50代中高年は、転職市場の荒波にもまれることとなる……。

もういっそのことシニアでいいんじゃないか!?

ここから先は、やけくそ気味に思ったことを書いているだけなので、興味のない方はスルーでお願いします。

——–

50代がシニアだと言われ、一瞬ショックを受けたのは紛れもない事実だが、転職市場が50代をそう呼びたいのなら、どうぞどうぞお好きなように呼んでやって下さい、の心境ではある。

で、だ。

ちょっと思ったのだ。だったら今後は「シニア歓迎」の求人を探したらいいんじゃないの?と。

たとえば人材バンクネット

詳細検索画面で「シニア層」のタグがついている求人だけを検索することができる。

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こんな具合に結果が表示される。

ここでは「40~55歳位」をターゲットにしているらしい。うむ、シニアといえども案外若い。

それはともかく。

シニアという言葉から、高齢者をイメージするのではなく、自分もそのシニアの一員なのだと自覚すれば、求人情報探しが少しは効率化する……かもしれない。

その他にも、シニア向けの求人案件に特化した転職サイトがいくつかあった。

リンク 中高年(40代~50代)のための転職サイト【FROM40】

リンク 中高年の求人情報 – 総合求人サイト Yahoo!しごと検索

リンク シニア・60代以上歓迎の求人情報 – ワークゲート

リンク エイジドフリー: 中高年・シニア向けの転職・採用・求人サイト

実際に利用したことはないので何とも言えないのだが、ざっと見た限りでは魅力的な求人は少ない。

シニアとなると、たいていが契約社員かアルバイト。正社員の仕事となると圧倒的にタクシー運転手、警備員、清掃などの仕事がメインとなる。

何とか今までのキャリアをいかして転職をしたいと考えている現時点では、なるほどそういう道もあるのか、と参考になる程度である。

かくも厳しき50代の転職……と思いながらさらに検索を続けていると、ちょっと面白そうなサイトにでくわした。

マイナビが運営するミドル世代・シニア世代のための転職支援サービス「マイナビ ミドルシニア人材サービス」だ。

リンク マイナビ ミドルシニア人材サービス | ミドル世代・シニア世代のための転職支援サービス

マイナビの営業力をもってすれば、さぞかし豊富な求人案件が……と思ったのだが、公開されていたのは、警備、守衛、営業、タクシー運転手、清掃、営業など。

もう少していねいにひとつずつ見ていけば「おっ、これは!」と思う求人もあるかもしれないが、大手のわりには他とあまり変わらないな、というのが正直な感想である。

会員登録用のフォームには「ご紹介希望の職種を選択してください。」とあるのだが、

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  • 営業職【ルートセールス/内勤営業/管理職候補など】
  • バスドライバー(観光・路線・送迎など)
  • タクシードライバー(隔日勤務・日勤・夜勤)
  • マンション管理・運営
  • ビル・マンション設備管理
  • 管理員・警備員・守衛・清掃
  • 事務・軽作業系
  • その他
  • こだわらない(職種を限定しない方はこちらをお選びください)

この中から選ばなくてはいけない。

……選べない。

普通の転職サイトでは50代はあまり歓迎されないし、かといってシニア向け転職サイトでは何かが違う。

まあ、そんなこんなで。

50代中高年、いや、50代シニアの転職は想像以上に困難な道のりなのでありました。

くぅ~!


【人材バンクネット】
50代中高年の心強い味方!人材紹介会社集合型の転職支援サイトなので必ず登録できます。

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