転職エージェントは登録拒否ができないから、遠回しなお断りメールがやって来る

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転職エージェントに登録申請はするものの、続々と届くお断りメール。そもそもが求人の少ない職種だったので、ある程度の覚悟はしていたものの、いざメールを目にすると、げっそりと気力が奪われて行くのを感じる。

ところで、このお断りメール、やけに表現が遠回しすぎて、結局何を言われているかよくわからない、なんて人もいるのではないだろうか。

何を隠そう我が夫、このメールを見た時、

そっか、今は紹介できる求人がないのか。まっ、そのうちに連絡が来るだろう。

と登録を拒否されたとも気づかずに、文面そのままを素直に受け取っていた。

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厳密には登録拒否ではない

「転職エージェント」「登録拒否」で検索すると、ずらずらと数多くのサイトがヒットする。

・現在紹介できる求人がない。

・エージェントのサポートを利用できない。

・実質、登録拒否である。

と多くの人が理解している証拠だ。

ではなぜ「実質」登録拒否の状態であっても、エージェントは面と向かって登録は出来ませんと言ってこないのか。

それでなくたって心理的負担の多い求職者に、これ以上の精神的ショックをかけないための企業側の配慮……。

なんてことなら、少しは心がほっこりするかもしれないのだが、事実は違う。

実は、登録希望者を拒否してはならないという法律があるのだ。なので、まっこうから登録拒否してしまっては法律違反になる。

だから、転職エージェントは登録拒否にならないギリギリの範囲を攻めようとする。結果、送られて来るのがわかったようなわからないような遠回し表現のメールなのだ。

職業安定法

職業安定法とは「特に、職業紹介事業に関する基本的なルールについて定めて」いるもので、その中の第5条の6には

公共職業安定所、特定地方公共団体及び職業紹介事業者は、求職の申込みは全て受理しなければならない。ただし、その申込みの内容が法令に違反するときは、これを受理しないことができる。

と記載されている。

もう一度言う。

求職の申込みは全て受理しなければならない。

のである。

50代だからといって登録拒否なんてとんでもない。中高年ウェルカムの姿勢が大切なのだ。

とはいえ、エージェント側だって稼がなくてはならない。

そこでだ。

登場するのが、あの遠回しのメールなのだ。

実際に届いたメールがこれだ!

リクルートエージェント

全文を掲載すると長くなるので、要所だけ。

お申し込み時にいただきました情報をもとに、お預かりしている求人案件よりご紹介できる求人をお探しさせていただきましたが、現時点では該当する案件がございませんでした。

リクルートエージェント「転職支援サービス」に依頼がある求人は企業側から細かい応募条件で求人をご依頼いただいておりますため、ご紹介が難しくなる傾向がございます。

弊社の力不足のため、ご期待に添うご連絡ができず誠に申し訳ございません。

となっている。

それでもメール冒頭には「ご登録は完了いたしましたので、ご案内申し上げます。」と書かれていて、登録はされている

また文末には

「なお、転職活動に関するご質問やご相談などは別途承っております。ご希望の際には、本メールアドレス宛にご質問・ご相談内容をお送りください。キャリアアドバイザーよりご返答させていただきます。」

となっていて、とりあえずは良心的。

ただし「登録は完了」と言ってもサイトにログインすらできない状態で、実際に質問をしてみたところで、返信があるのかどうかはかなり疑問。

リンク リクルートエージェント

マイナビエージェント

そしてこちらがマイナビエージェント。

ご登録内容を拝見させていただき、マイナビエージェントが保有する求人を幅広く検索させていただきましたが、ご経験およびご希望条件を満たす求人が現在弊社になく、求人のご紹介および面談等の弊社サービスのご提供が難しい状況です。

マイナビエージェントのサービスとしましては、ご紹介可能な求人がある場合のみ、キャリアアドバイザーとの面談などのサービスをさせていただいております。

こちらもメール冒頭で「ご登録いただき、誠にありがとうございました」と言っている。しつこいようだが、登録はできている。

ただし、キャリアアドバイザーとの面談などができないのであれば、転職サイトとほとんどかわりがない。

さらに文末。

リクルートエージェントは(形だけでも)「本メールアドレス宛にご質問・ご相談内容をお送りください」と言っているのに対して、マイナビエージェントでは

【注意】
このメールは送信専用のメールアドレスからお送りしております。このまま返信されても、マイナビエージェントには届きませんので、ご注意ください。

もうかかわらないでくれよな!

と言われているかのようで、非常に気分が悪い。どうせ遠回しに言うのなら、最後まで遠回しにしてほしかった。目の前でがっつりと扉を閉ざされた感がある。

リンク マイナビエージェント

まとめ

もちろん、登録を拒否された……というか、求人紹介を拒否されたのは、こちら側のスペックが相手の求める水準にまで達していなかったからだ。

また、最初にも述べたように、夫の場合はそもそもの求人があまり多い職種ではないので、本当に本当の意味で「該当する案件がない」可能性もなくはない。

なので仕事を紹介してもらえなかったからと言って、一方的に転職エージェントを責めるつもりは全くもってない。

それでも少しばかりショックを受けたのは、紛れもない事実なんだけどね。


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