中小転職エージェント登録で失敗しないための5つのチェック項目

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それでなくたって求人の少ない50代。

ぼんやりと向こうから仕事が転がり込んで来るのを待っていたら、いつまでたっても再就職できない。

「ここはひとつ転職エージェントや企業に少しでも多く接触をして、自分の存在をアピールしよう」

そう考えるのは自然の流れ。

けれど当然のことながら、転職活動をするには履歴書や職務経歴書といった自分の個人情報を相手に渡さないといけない。

アピールすればするほど、自分の個人情報が人から人へと渡って行く……。

気にならないではなかったが、今まさに転職活動中の私たちにとっては、個人情報を気にするあまりに、転職のチャンスを逃してしまうことのほうこそがリスクだと、そう考えていた、今までは。

ところが、だ。

あまりあちこちに登録しないほうがいいらしいよ。

夫がとつぜん言い出した。

先日会った中小エージェントのコンサルタントさんに言われたのだそうだ。

大手転職エージェントの情報管理が厳しいことは、ネットで少し検索をかければすぐにわかることだが、中小になって来ると、途端に雲行きは怪しくなって来る。

コンサルタントさん自身が中小に身を置いているからこその、親身のアドバイスだったのかもしれない(単に自身の営業成績を考えてのことかもしれないが、その可能性についてはここでは却下)。

大手エージェントへの登録が壊滅状態のわが家にとっては、中小規模の転職エージェントさんだけが頼みの綱。

少しでも安心・安全な転職活動ができるように、登録をする時には以下の項目をチェックするようにしている。

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中小転職エージェント登録時のチェック項目

ネットで評判を検索

まずは「○○株式会社」「評判」などのワードで検索をかけてみる。

基本中の基本だが「ぴったりの求人がある」などと言われると思わず舞い上がってしまって、そのエージェントの信頼性をチェックしそこなってしまうことがあるので注意したいところだ。

大手と違って、エージェント名で検索をかけても情報がほとんど引っかからない場合もあるのだが、そのような時は

少なくとも悪い評判はないらしい。

とポジティブに判断することにしている(ちょっと危険……?)。

企業サイトを確認

これも基本。

ほとんど更新されていないようなサイトや、いかにもうさん臭いサイトのエージェントには登録しない。

ただし、これも例外があって、夫が一番最初に会ったコンサルタントさんは、いささかショボい(すいません)サイトのエージェントに所属していた。

一瞬のためらいはあったのだが、夫が希望する業種に強いエージェントだったことと、サイトがショボいこと以外には問題がなさそうだったので、総合的に判断して登録を決めた。

結果。

担当になったコンサルタントの方は、とても親身になって夫にアドバイスをしてくれたそうだ。会社全体の雰囲気からしても、十分に信頼できそうなところだったと言う。

設立年を確認

企業サイトを見る時には、あわせて企業の設立年も確認するようにしたい。

長くやっているからと言って必ずしも優良とは限らないが、参考にはなる。とりあえずは、1997年の規制緩和以前から人材紹介を行っている会社は「老舗」と考えて良いだろう。

ちなみに、1997年の規制緩和によって人材紹介会社は急増しており、平成27年3月末で、有料・無料あわせた民間の職業紹介事業の許可事業所数は18805事業所となっている。

数名規模のところや、たったひとりで人材紹介業を行っているところもあるので、このような数字になっているのだが「ここまで数が多いと、そりゃあ怪しいところも出て来るよな」というのが正直な感想である。

人材紹介会社集合型サイトで情報がないか確認

ビズリーチやミドルの転職エンのような人材紹介会社集合型サイトでは、エージェント紹介やランク付けのようなものを行っている。

検索サイトで思うような結果が見つからなくても、ビズリーチなどでひょこり求めるエージェントの情報に出会うことがあるので、こちらでもぜひ検索をかけてみたい。

上手すぎる話のエージェントには注意

厳しすぎる中高年の転職に直面してもなお、

自分の経歴はもっと評価されるべきなのではないか。見る人が見ればきっとわかってもらえるに違いない。

そう思う人は多いだろう。

私の夫も……たぶんそう思っている。

そんな心の隙間にすっと入り込んで来るスカウトメール。

「経歴を拝見しましたところ、上手く企業の要望とマッチすればもう一段上のポジションを狙えます。」

「今よりも高い年収を得ることが十分に可能です」

「詳細をお伺いしたいので、ぜひ弊社への登録を……」

と、歯の浮くような言葉のメールを送って来るエージェントがある。

一瞬その気になりそうになるが、ここは冷静になって考えて欲しい。集合型サイトに登録してあるこちらの職務経歴書を見たのだろうが、求人が少ない50代に対して、こんなにも簡単に好条件を示して来るなんて、その段階でそもそも怪しい。

怪しくはなくとも、かなりいい加減な会社だということがわかる。

たとえば一度会って、職歴をじっくりと聞いて、更にはこちらの人となりを把握して、その上で提案してくるならば、万に一つの可能性がないでもないが(←まだ現実を直視しきれてません 汗)経歴書1枚で何がわかると言うのだろう。

面識もないのに、美味しい話を並べて来るエージェントには要注意。可能性あふれる若い世代ならまだしも、中高年になればなるほど厳重注意が必要だ。

まとめ

ここまで色々と書いて来て、最後になって身もふたもない話になってしまうのだが。

結局、最後は運と勘。

ここにたどり着く。

失敗を少しでも減らすために、最大限の注意は必要だが、最初っからすべてを疑ってかかっていては何ひとつ前に進まない。

極端な話。

大手の転職エージェントであったとしても、担当したキャリアコンサルタントの質が悪ければ、思うような転職活動はできない。

また、2015年にはリクルート系列の転職サイト「リクルートキャリア」が、業務委託先に誤って3万7000人分の個人情報入りファイルをメール送信してしまうとうい出来事があった。

この場合、悪意は全くないし、情報流出先が業務委託先に限られていたため実質的な被害はなかったが、管理の厳しい大手ですらこういったことがあるのだ。

きっと、100%の安全なんてない。

そもそもの始まりから言えば、50代になって転職活動をすることになるなんて思ってもいなかった人も多いだろう。

自分が働いていた会社は経営が安定していたはずではなかったのか。就職当時は業績が絶好調だったのではなかったか。考えに考えぬいて決めた会社ではなかったのか。

それでも「絶対」なんてものはどこにもなくて、今こうして新しい会社を探しているのではなかったか。

自分の経験を信じて、自分の運を信じて、そうして勘を最大限に研ぎ澄ます。失敗ばかりを怖れずに前へ進む。

それが成功への一番の近道かもしれない。

……と思うのだが、どうだろう?


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